【②準備編】イギリスの2つの運河でSUPしました!
イギリスの運河でSUPしてみた!の第2弾の記事です。国内でさえSUPできるかどうかよくわからない(ルールが周知されていない)運河や河川が多いなか、イギリスでやるにはどうしたらよいかということを簡単にお伝えしたいと思います。
まず、装備についてですが、基本的には国内の湖や川でSUPツーリングする際の装備で十分です(PFDとリーシュコードは必須)。陸上を歩かないと行けない場面があるので、ちゃんとした靴底のシューズがあるといいでしょう。
また、トンネルを通る際にはホイッスルとヘッドライト(光量が強いものがおすすめ)が必要です。ボードのサイズはなんでも良いですが、輸送を考えるとインフレータブルかつ軽いものがいいです。
あと、タイヤ付きのボード収納袋ではなく、ボード収納袋+キャリーカートを持っていると、濡れていて折りたたんだ状態のボードを陸送するという特殊な状況にも対応できて便利です。
そもそも、運河でSUPをしていいのかという問題ですが、大部分の運河はCRTが管理しており、その管理範囲内の運河でSUPをする場合、運河使用許可証(ライセンス)の取得が必要になります。
私は今回、ショートタームライセンス(1week / £18.72)をウェブサイトで購入しました。
それから、個々の運河の事情により、以下の注意点があります。今回ご紹介しない運河に入る場合は、しっかり下調べしておきましょう。CRTにチャットすると、何でも答えてくれます。
1)リージェンツ運河にはいくつかトンネルがありますがSUPは通れません。ランゴレン運河のトンネルは通れます。おそらくトンネル内のトゥパスの有無が理由のようです。トンネル内で船と鉢合わせしたときに緊急避難ができるかどうかということなのでしょう。
2)閘門には近づかないようにしましょう。水位調整のためにかなりの量の水が閘門内を移動するので、それに吸い込まれたり押されたりしないようするためです。
3)トンネルに入る際はホイッスルを吹き、舟との距離を160m以上保ちましょう。これはSUPだけでなく船も同様の対応をします。トンネル内で鉢合わせしたり追突したりしないようにするためですね。
4)片側しか側道がないポントカサステ水路橋ではSUPを牽引するようにしましょう。YouTubeには立って水路橋を渡っている人がいますが、おそらく最近規制されたのでしょう。実際行ってみてかなり危険を感じたので、常人なら立てないと思います。なお、もうひとつのチャーク水路橋は片側に側道、もう片側にも多少スペースがあるのでSUPに乗ってもOKです。
といった感じで、こちらもざっくりと装備と注意点についてご紹介しました!なお、2019年秋時点の情報なので、情報として古そうな場合は、ご自身で一から調べることをおすすめします!
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